2019/2/23 ScrumFestOsaka2019 Day2 +要望や思ったことなど
2019/2/22〜23に開催していた「ScrumFestOsaka2019」に参加してきました。
1日にいくつもセッションがあると書くのめちゃ大変やでしかし。
でも、(特にスライドがない話は)残しておかないとすぐ忘れちゃうのでしゃーない。
流石に記憶を補完するのにtogetterを使いました。トゥギャってくれた方ありがとうございます!
というわけでDay2のメモと、要望や思ったことを書いてみました。
day2 参加セッション
- KeyNote(基調公演)
- 会社組織を丸ごと心理的安全漬けにする方法
- スクラムチームは改善する問題を正しく選んでいますか?
- あきらめないスクラム -事業拡大を続ける会社と成長を続けるサービスの中でチームがアジャイルであり続けるための闘い-
- スクラムフレームワークを使用する具体的な方法。僕の場合。
KeyNote(基調「公」演)
言わずと知れた楽天及部さんとオンザロードのきょんさんお二人によるKeyNoteでした。
個人的トピックス
- Tank!キタコレ!!!!
- アンパンマンの歌詞はホンマ卑怯
- ただでさえ大人になってからあの歌詞を読むと泣きそうになるのに、あの流れで出されたらマジで泣くから途中聞かないようにしてしもた
- 全体的に、カイゼン・ジャーニーに似たメッセージだったかなと
- 変えるのではなく、自分が変わる
及部さん
- 最初は上司から普通のやり方に戻すよう言われて、自分で付箋を剥がし、捨てた。
- 「絶対見返してやる」って思えるの強い。
- 正しさ(正義感)を押し付けず、共感する
- 成功を目指さず、素早く失敗し、学習する
- モブの良いところ
- みんなで失敗するので「問題vs私たち」にしやすい/なりやすい
- 過去からのフィードバックだけでなく、未来からのフィードバック
- LearningSession(勉強に充てる)
- ここもうちょっと咀嚼したい
- 元気→行動→楽しいのループ
きょんさん
- 最初はめちゃくちゃ残業してた
- 理想から離れている現実を見て、やる前から諦めている
- こんな世界は間違ってる。変えてやる!
- 強い
- 抽象度の高い目標にすることで、向きを揃える
- 抽象度高すぎるとダメそうやしムズそうやな
- 出来るようになるまで何度も繰り返す
- これほど強く想いを持てるチーム・メンバーに巡り合ってるのは素晴らしい
- 自分は「ココでやれない・やるのが難しいなら、やってるとこに行った方が早い」と思ってしまうので。
会社組織を丸ごと心理的安全漬けにする方法
tigerspike根岸さん
前日のネットワーキングパーティで少しお話させて頂いていて、共感出来ることが非常に多かったです。
ありのままの自分を出せることで、多様性が生まれる
- 複雑な形のごく一部(下図)を整然とした形(プレゼンでは四角)に切り取った人間性で仕事をしても、画一的になってしまう。
- なので、心理的安全性を高めることで、ありのままの自分=複雑な形をした人間性全てを出せるようになる。
- そうすると、組織に多様性が生まれる。
上の人を下げる取り組み
- tigerspikeさんでは食事を作る当番を作っていて、根岸さんも担当しているそう。
- 理由は、上の立場の人を下げて、下の人から話しかけやすくするため。
- 組織構造上、上下関係があると距離が出来て、遠慮して言いたいことが言えなくなってしまいがち。
- なので、上の人を下げる取り組みをすることが大事、ということでした。
WEDI:(根岸さんが考えた)心理的安全性に必要な要素
- Wholeness全体性
- Environment環境
- Divercity多様性
- Issue Drivenイシュードリブン
多様性だらけのオフィス
- デザインスプリント・ヨガ・(ともう一つ忘れた)が混在してる、カオスなオフィス
- 多様性を高める為に、パーソナルデベロップメント(個人の趣味を会社が応援)を支援
1分スピーチ・雑談・社内TED
- 雑談することでその人の人となりが見えてくる
- 「よく分からん人」から「おかんの口癖知ってる人」へ
- 人となりが分かると話しやすくなる
カルチャーを戦略の上位に置く
- ミッション&ビジョン(why)
- カルチャー(who)
- 戦略(what)
- 戦術(how)
- 日本の社是はお仕着せがましい
- 内発的なものを含んでいない
- 先日見たToMoに関する記事の内発的動機に当たる物でないとパフォーマンスが上がりにくい、ってのと同じかな。
- 従業員のパフォーマンスを左右する6つの動機 トータルモチベーションと企業文化【前編】 | HBR.ORG翻訳マネジメント記事|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
- ってよく考えたら根岸さんがFBでシェアしてた記事やん
ワークショップでは盛況・でも続かない問題は仕組みがないから
組織の7s
主業務は業務時間の週4日までに限定し、1日はカルチャーに当てる仕組みにする。
- カルチャーの為の活動を週5日の業務の上に乗せると、カルチャーのために残業することになり、結果、形骸化・風化してしまいやすい
- 専任者を置く
- チーム・組織のカルチャーもフラクタル構造になるはずなので、チームでも・組織でも行けるはず。
最後の最後に
あなたが見たい世界の変化にあなたがなりなさい
基調公演と同じメッセージやなぁ。
もしくは「あなたは何をしている人なんですか?」にも通じる。
スクラムチームは改善する問題を正しく選んでいますか?
ryuzeeさんのセッション www.ryuzee.com
これが本当の説教でした?
儲からないと意味がない
- outcome(成果)が最重要
- 営利組織として事業を営んでいる以上、儲からないのはダメ、ってのはよく分かる。
成果に結びつける
クロスファンクショナルなチームへ
クロスファンクショナルなチームでないと、待ちが増える なので、T型のスキルセットにしていく必要がある
所感
「儲ける」という大前提、ryuzeeさんがこれだけメッセージとして出すってことは、当たり前な話なんだけど、(特にエンジニアだと)忘れてしまいがちなんだろうなぁ、と思った。
事業KPIも見える化しておくのは重要そう。
あきらめないスクラム -事業拡大を続ける会社と成長を続けるサービスの中でチームがアジャイルであり続けるための闘い-
ラクスのradiocatzさんのセッション
スライド共有されているのでメモ程度で。。
東京メインの体制の中で大阪でスクラムに取り組んでカイゼンしてきたお話でした。
様々な課題(特に急にメンバーが増減する事件が結構多かったイメージ)に、どう対処してきたのか。
この辺りはTweetも見ていると、スクラムを始めたチームではよくあるよう。
スクラムフレームワークを使用する具体的な方法。僕の場合。
絵が上手い!
そして情報量が多く、スクラムをやっていないと難しい。。。
イマイチ理解出来ていないところが多いので、もしスライドが公開されたら復習したい。
- 運用もやるので、2,3ヶ月後の自分たちの為にMasterDocumentも作る。
- テストペアと開発ペア
- トラブル・問い合わせは毎スプリントで安定してやってくる
- なので最初から割合で見込んでおく
- 次のスプリントでは来ないはず!はありえない
- 1次対応は開発チーム以外でやる(PO・SM・テックリード)
- 大きい物はTシャツサイズで見積もる
- 学習セッション
- 自分が離れると8割は消失し、2割残る程度
- 2割【も】残る
- 2割を、【も】と捉えられるのは凄い
- 『何が残らなかったか』じゃなくて『何が染み込んだか』
要望とかセッション以外であると良いなと思ったこと
WiFiあると嬉しい
Day2と同日開催されていたJAWS DAYS 2019でのWiFi運営について纏められていました。規模は違うし、AWSがスポンサーしてるとか金銭事情も違うけど参考になるのではー。
JAWS DAYS 2019 Backstage:会場WiFi、あのとき現場では - 電磁波に撃たれて眠りたい!
トラック(部屋)別ハッシュタグ
トラック(部屋)別のハッシュタグが案内されていると、追っかけたりトゥギャったりしやすいかなーと。 タイムラインを追いかけてると混ざるなーと思ったので、勝手に付けてtweetしてました。
懇親会のお店がちょっと狭い
懇親会会場がちょっと狭めで席移動し辛かったんですが、会場のすぐ裏で、ちゃっと行けるのは凄く良いので中々難しいですね。。
懇親会用のイベントページを作って、先に予約・支払いしておいたら、もうちょっと規模感見て座席確保コントロールしやすのかも?
その他
SFOじゃなくてRSGTについてやけど、ある程度の人数が関西から行ってるなら、夜行バス+AirBnB取っといてツアーっぽくできへんかなー
個人参加者とか、企業によっては助かるのでは。領収証は発行出来へんと思うけど。
来年企画してみよかな。
以上でございます。