【回想録】古臭いSIerでNLUをテーマに社内勉強会をやってみた(2018/3/14)
弱小なのに大企業病真っ盛りなSIerをカイゼンするための活動で「NLUの社内勉強会をやってみた」ので纏めておく。
カイゼン活動の記録・当時どういう意図で企画・開催して、どう感じたのか、という目線でまとめるので、内容についてはあまり触れない。
はじめに
2018年、1年間を通して実施した活動のひとつで第2段。
実施した時期は2018/3/14、このイベント前にビアバッシュを1/24に開催していた。
また、自分が属する部門ではコーディングはしていない。違う部署ではある程度はやっているみたい。
開催したイベント内容
3つのセッションで構成
- 「NLU(Natural Language Understand):自然言語理解」の概要
- 別部署の同僚に話してもらった
- ブレスト
- どんなことができそう?
- どうやって稼ぐ?
- Microsoft AzureのCognitiveサービスのひとつであるLUISを使ったハンズオン
- Qiitaで事前に手順を公開していた
なぜやってみたのか?やってみるに至った理由
2018年のふりかえり - yuwji.hatenablog.jpにも書いた通り、ビアバッシュでチャットボットのセッションをやってもらったところ、弊社社員からも質問がいくつか出て、興味がありそうな「良い感じ」に思えた。 弊社社員は技術的な内容に興味がないだろうと考えていたので、この反応は嬉しかった。 そこで、「チャットボット関連なら興味がある」→「興味があるなら普通の勉強会でも参加するかな?」と考えて企画した。
自社・自部門以外にも告知してみた
弊社は東京にも事務所があるので、メールで告知しておいた。これで、東京・大阪に声をかけたことになる。
東京・大阪に声をかけたと言っても、やっぱり技術テーマに弊社社員が集まるか不安があったのと、色々と声を掛けてみて、参加者数を見てみたかったのもあって、親会社含めて全社的に使用されている社内SNSを使って、自社以外にも告知してみた。
また、子会社にもメールで声掛けをしたので、声掛けをしたのは下記が対象になった。
- 自社
- 大阪(開催場所)
- 東京(TV会議で接続)
- 親会社
- 日本全国
- 子会社
- 大阪(場所は少し離れているのでTV会議で接続)
結果
キッチリ人数を付けていなかったのでザックリとした数字だけど大体下記の感じの参加数になった
- 自社:1名(私と発表してもらった同僚の2名は除く)
- 子会社:3名(TV会議で参加)
- 親会社:8名(東海地方からTV会議、奈良の事務所から電車移動、近所の別事務所から徒歩移動)
- 自社常駐の協力会社さん:1名
興味があればTV会議システムを使ってでも参加する親会社・子会社勢と、事務所内で開催するにも関わらずほぼ参加しない自社勢…本当にこの結果には愕然とした。
同時に「あぁ、今の会社(の文化・雰囲気)では無理なんだな」と悟った。
結論
「やっぱり弊社社員は技術に興味がない」という結論に至り、カイゼン活動をやめようと思った最初タイミングになってしまった。
※でももうちょっとやってみるんですけどね。
余談:親会社との社内政治
社内SNSで告知したタイミングで、親会社との社内政治のいざこざにぶつかってしまった。
が、私がfacebookやtwitterで社名を出しているので、ここでは触れないでおきます。。。