yuwji.hatenablog.jp

雑多に色々

社内でカンバンゲームをやってみた

先日自作したカンバンゲームを使って、社内の昼休み勉強会でやってみました。
※もう1回続編的に開催する予定で、今回は1回目のまとめ的な位置付けです。
※自作した時の記事
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使用したスライド

やっとむさんのスライドを利用させて頂きました。

こちらをメインにして

www.slideshare.net

こちらを補足的に使いました

www.slideshare.net

今回の進め方

前日までどう進めるのか悩んでいましたが、結局スライド通りの流れで進めることにしました。 自分もカンバンで仕事をしていないし、いきなり破(守破離の破)はできない・やめた方が良いだろうと思ったので。

ゲームの説明

最初にゲームの説明をしましたが、これが結構時間がかかります。
カンバンやタスクボードの理解・実践がないこともあり、それなりに時間を割いて話をしました。 結局第1ゲームに入った時点で昼休みが15分くらい経過してたかな。

第1ゲーム

シンプルなボード(ToDo/Doing/Done)で15分プレイ。
この時点で簡単にふりかえってみましたが、ほとんど意見は出てこなかったです。 結構シンプルなので効用は見えにくいのかな。

補足

第1ゲームは、シンプル過ぎてやらなくても良いかなと思っていたんですが、カンバンやタスクボードにあまり馴染みがなく、初めてプレイする方が多い場合は、練習がてらやった方が良いです。
いきなり設計・開発・テストステージに分かれている第2ゲームから始めると、ルールがややこしく感じられて、理解して楽しむまでに時間がかかってしまい、昼休みという限られた時間内に学びまで到達しない可能性が高くなると思います。楽しさや学びに到達すれば、「もう一度やってみたい」「続きをやってみたい」と感じるようになり、次の開催・学びに繋がるのではないかな、と。

第2ゲーム

設計・開発・テストがあるボードで、Storyカードに報酬コインを乗せる形で10分プレイしました。 ここで時間切れになり、振り返る時間がなくなってしまった。。

全体的な所感

やっぱり盛り上がる

慣れてくると盛り上がります。 報酬コインがあるとより盛り上がりました。 私も楽しかったので、やっぱりお金っぽい報酬が見えると楽しくなりますよね。 そこからリーン的な話に繋げる時間を取れなかったのが惜しい。

社内(閉じたメンバー)でやると具体的事例の共有にもなる

社内でやると、ProblemへのSolutionが実際にあったことを話始めたりして、そんなことあったの??的な面白さもありました。ふりかえり・ナレッジの共有的な良さもありますね。

昼休みじゃ時間が足りない

盛り上がったのもあって、昼休みじゃ圧倒的に時間が足りないです。 同じように社内でやられる方は、初めから複数回に分けて構成するか、2時間程度は確保して開催されることをおススメします。 内容次第では2時間でも足りないかも。

プレイ時間とふりかえり時間のバランス取るのがムズイ

結構ちゃんとバランスを考えてタイムテーブルを考えておかないと、ついついプレイ時間を多く取ってしまってふりかえりする時間がなくなります。 ちょっと物足りないくらいで切るのが良いのかな。 ワークショップファシリテーション系の書籍を読んだ方が良さそう。

第2回(続編)やります。

盛り上がって、好評だったので続きをやります。 今回はふりかえる時間をあまり取れなかったので、次回は以下を意識してみます。

  • ふりかえりの時間を取る。
    • それぞれ感じたことの言語化・共有の時間があまり取れなかったので、ちゃんと確保しよう。
  • WIP制限ありを体験してもらう
    • カンバンゲームでのWIP制限
    • コイン渡しゲームでも良いかもしれない(カンバン仕事術にある奴)
  • 同じメンバーはルールが分かっているので、第2ゲームから初めても良いかな。
    • 思い出す意味も含めて、いきなり第3ゲームからではなく、第2ゲームから始めるとか。

考えていた別の進め方

組織の現状と、感じてほしいことに合わせて進め方をアレンジしようかなと考えていました。 具体的には、ウォーターフォールのみ、かつ開発はほぼ完全外注な職場であることを考慮して、

  • 第1ゲームで設計・開発・テストステージを用意して、参加者をいずれかのステージに完全に固定化することで、ウォーターフォール的な進め方を改めて体感してもらう
  • 第2ゲームでステージ構成は同じにして、参加者のステージはターン毎に変更可能として、チームとしてフルスタックなアジャイル的な進め方を体感してもらう

この2ゲームを通して、ウォーターフォールアジャイルそれぞれの進め方やスピード感の違いを感じてもらう、ということを狙おうかと考えていました。
ただ、前述の理由で、基本であるスライド通りの進め方にしました。

色々アレンジできそう

バリエーションは色々できそうなので、ゲームルールをちょっとずつ変えながらプレイしたら、色んな気付きを得られそうです。

以上です。