大手企業の子会社SIerから非IT系事業会社ベンチャーに転職して2ヶ月が経過したので思ってる事をメモっておく
すっかり時間が空いてしまった。 「便りがないのは良い便り」とはよく言ったもので、大体3週~4週くらいで精神的に慣れてきて、「しんどいから心の中を整理してブログを書こう」というモチベーションがなくなっていました。 合わせて、まだ生活スタイルが固まってなくて書くタイミングを逃していたこともあるかなーと。 ええ、言い訳ですけどね!
前提
3週目以降のメモ
メモってたので掲載しておく。
9/16月
- 人の日報を見るのを止めたら、嫌な感じはマシになった
- 会社の情報共有LINEは未だに嫌だと感じる
- どうやら自分はワークライフを完全に切り離しつつ、自分の都合の良い時だけ顔を突っ込みたいらしい
- この辺り、もう少し緩くできないかなぁ。
9/17火
- マシにはなったが、まだ胸が苦しい
- 仕事中はマシ。というかほとんどなくなってきた?
- 電話はまだドキドキするけど。
- 顧客対応チームは定時まで電話を受付ていて、定時後に翌日準備がたらふくあり、明らかにしんどそう。
- 見込み残業制は、気軽に少し残れる良さがあるが、残ると損した感もある。
9/18水
- ちょっとずつ朝のドキドキ、嫌な感じが薄れていってる
- 木曜日朝早いので実家に泊まる準備をして出発
- 研修用の課題?があるらしい
- めんどくさい…
9/24火
- 精神的にはかなりマシになった
- 顧客対応人員に数えられている日のため緊張している
- 日報見ても大丈夫かも?
- 連休で分散して読んでるからかも
- 日報も研修課題も、時間のかけ方を変えたい(時間かかり過ぎ)
最初の1ヶ月を振り返って
いやー、酷かった。ホント酷かった。
あんなに嫌だった前職に戻りたいと思える程には辛みが増し増しでした。 年齢のせいもあるだろうし、前職で7年半も組織員がほぼ変わらない状況下にいたこともあって、変化に弱くなっていたんだろう。 5年くらいでガラっと変えた方が良いのかもなぁ。
電話対応はホント嫌だった
これは今も変わらない。 その辺りをご理解頂いたのか、2ヶ月目からは一切電話対応要員に組み込まれていません。 非常にありがたいです。
現時点(2ヶ月経過)時点
以前のエントリーと重複するところもあるけど。。
良いところ
会社内での飲み会・食事会は会社が費用負担してくれる
互いを知り、互いを高め合うためならば費用は出す、ということです。 歓送迎会とかも無料で本当に助かる。 制度を使うのを遠慮してたけど、他のメンバーからすると年上は誘いにくいそうなので、自分から誘って行くようにしよう。
失敗に寛容
多少の間違い不具合・対処漏れは許容される。 当然、失敗に対する改善は求められますし、そもそもちゃんとやろうとしていることは大前提です。 とはいえ、気軽に失敗を取りに行き、スピードを優先できるのは良い。 ちゃんとトレードオフしようとしてますので。
毎日日報で気づき・学びを書く
「大変」という意味では悪いところでもあるんだけど、毎日アウトプットするという意味では大切。
ほら、デイリースプリントとかあるじゃないすか、フラクタル的な。(適当)
毎日何か気づきを得るように仕事・生活に取り組むのは結構大切よね。
スピード感がめっちゃ早い
改善要望や質問を出すと、すぐに対処・周知される。
日報を定時間外で書くのおかしくない?と聞いて、日報は定時間内に書いて良いよ、と周知とか。
もうひとつ。
稟議書を印刷して持って行ったら、その場で決裁・クレジットカード渡してくれたり。
早すぎてびっくりした。
クレーム・トラブルなんのその
積極的に取りに行くんですよ、皆。
若いのに。ホント凄い。
普通中々行けないと思う。
真似出来ないなと。
悪いところ
気軽過ぎないか…
運用全然固まってないどころか運用あんま考えてないけどとりあえず急ぎで考えてみたしGo!な感じで新仕様をローンチする。 ローンチして1ヶ月ちょっとは現場は混乱しながら進めてて、ゴリゴリ改善していく。 まぁ全員納得してるからええんやけどね。
ふりかえりが個人単位
悪い点でもない気がするけど…
個人の日報で気付きや反省を書くので、それぞれ一人でふりかえるのが基本形です。
ちょいちょい2人でふりかえったりもしてるみたいですが。
イベントとしてチームや課で集まって振り返りしても良いんじゃないかなぁ。
エンジニアが一人なので、まず自分のチームでやってみせる、ってことが出来なくてムズムズしつつ。。
何とも言えないところ
積極的/献身的すぎないか
悪いことじゃないんだけどね。 あまり強めの積極性・献身性を見せられると「俺ここまでできんわ」ってなる。 自分にはそれは求めてないと言って頂いててもやっぱ気にはなってしまう。
エンジニア(リング)的にはどうか
全てが数字(費用対効果)で判断なので辛みが出てきそう
当然なんですが、前職よりもより現実的。 前職はSIerなので、原価ベースで工数から料金出すだけやしね。 事業会社は先立つものが必要だし、ちゃんと回収出来る目処がないとGoなんで出来ない。
事例というか話に上がっているのは2つ。
ひとつは、パッケージソフトウェアのハード的な構成について。 とあるコモディティ化してるパッケージを導入する案件を進めてるんですが、金額でいうとオンプレが一番安い。 個人的にはハードのお守りはしたくないのでせめてクラウド(というかIaas)、できればSaasにしたい。 そして、時間を空けた分を業務改善や別の施策に突っ込みたいわけです。 この辺りをどこまでご理解頂けるか・どう説明するか、がひとつ
もうひとつは、エンジニア組織組成をどうするか。 ここも費用対効果で判断なので、自分を含めて2名以上のエンジニアが常に動き続ける程度の要求・変更を生み出し続けないといけない。 課題山積ではあるけど、内製化できていないのもあって、継続的に要求が生まれてくる状況ではないかな。 要求の依頼先が外に向いてるから見えにくい(自分が見てない)だけな気もするので、どの程度変更要求が生み出され続けるのかは一度測ろう。
内製化して早く対応できるようになったらドンドン出てくるのかもしれないなぁとも思いつつ。
入社理由のひとつがエンジニアリング組織を作ることでもあるので頑張らないと。
以上です。