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雑多に色々

2019年ふりかえりと2020年抱負

あっという間に2019年が終わり、2020年のお正月も終わってしまった。 365日分の6日目が終わろうとしているので、既に2020年の進捗は1%を過ぎています。

2019年をふりかえり、2020年の抱負を纏めました。

2019年ふりかえり

2019年にあった大きな出来事として、何と言っても事業会社へ転職したことが最大の出来事でした。 しかも20名そこそこのベンチャーで、さらに非IT系です。

ここから3年程で会社や自分をどうしていくのか、ちゃんと考えないと。 ということでハイボール片手にふりかえります。

とりあえず書き出してみよう

「エンジニアなので(?)付箋に書き出してふりかえろう」と考えたものの、KPTやFunDoneLearn、箇条書きなど、どうやって書き出そうかなと思案していたのですが、 2020年の目標が2019年と地続きになっていない感覚があり、敢えて単純に付箋に出来事や思ったことを書き出すのみにしました。

ちょっと認識が間違えているかもしれないんですが、KPTやFunDoneLearnのようなレトロスペクティブのフレームワークって、インクリメンタルな改善をしやすくするためのツール、というイメージがあったからです。 地続きになっていない=インクリメンタルではなく、ちょっとした飛躍が必要で、崖だったり大きな段差を超える、もっと言えば海を渡る必要がある場合はちょっと違うんじゃないかな、と。

ただ、単純に付箋に書く、とは言っても頭の中でボケーッと考えているよりは整理できますし、書いてから眺めてみると気づきが出てきました。 具体的には、FacebookTwitterを見ながら出来事を書き出し、横軸を時系列、縦軸に仕事/自己研鑽/プライベートという枠組みに配置しました。

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ふりかえってみたの図

前職期間(1月~7月)

仕事関連が全然思い出せない

昨年前職で担当した仕事がほぼ思い出せないことに気づきました。 これをどう捉えるかで意味合いが大分と変わるなぁ…。

  1. 変わり映えしない仕事・案件ばかりで印象に残っていない。≒スキルアップしていない
  2. 半年~1年前の事が殆ど思い出せない程度に脳が老化している。
  3. 前職の仕事を思い出すことを脳が拒否している

ちなみに、2.はないです。 プライベートで参加したScrumFestOsakaやAlexaDayのことは覚えているので。

社内外のコミュニティ活動・プライベートの活動が多い

ScrumFestOsakaやAlexaDay等、大きめのイベントが多く、多少の身銭を切りながら精力的に(?)参加していました。

AlexaDayは2018年と違い、長女を親子ワークショップに連れていくことが目的になっていたので、ほぼセッションには出ていないです。 多分今年は次女、来年は長男のワークショップ目的になるので、当面ちゃんとセッション見れないなぁ。

現職期間(9月~12月)

新しい領域・サービスに触れ、選択し、活用

例えばIT資産管理ツールの選定をしたり、某CRM-Saasを使い始めたり、某MA-Saasでキャンペーンを組み始めてみたり、これまでの経験では触れることが全く無かった領域やサービスを活用することが多かった。 分かりやすいスキルアップがはかれた印象が強い。

お陰でゼロトラストに興味を持ったり、如何に社員の利便性や業務効率を損なわずにセキュリティを向上出来るかを考えないとな、と思えるようになったことがまず良いこと。 現場が見えてるって大事。

会社用のAWSアカウントも作成して、セキュリティ系サービスを使いつつ、EC2立てたり、ベンダーさんに管理下のRDBからDMSでこちら配下のRDSに同期させたり、Lambdaしたり、Route53/ACMしたり、1人故に自由に決定出来て超楽しいし、即本番で試せて良い。

SIベンダー案件を白紙化したかもしれない

まだ引っくり返ったか確定はしていない(たぶん)が、内示を出す直前くらいだった某SIベンダーからの提案案件がひっくり返る事態になった。 いや、そのまま行ってても、実際には内示は出せてなかったと思う。高すぎるもの。

見積り金額の妥当性を検証するよう依頼を受けて、色々相談したりしている内に、「そもそも要らない」ことに気づき…という感じ。 正直、ここまで話を進めていたので、あのSIerには大変申し訳ない。本当に。

でも今後、もっと事業会社にエンジニアが移って行ったら、もっともっとこういうことは増えるんだろうな。 意図の有無に関わらず、真に顧客第一で考えてないってことですからね。。 酷いとユーザーを馬鹿にしてる人もいるからねぇ。。

2020年抱負

2019年での現職での在職期間は4ヶ月しかなく、内1ヶ月は会社や事業、顧客のことを知る為にエンドユーザー対応業務に当たっていたので、ITエンジニアとして従事したのは3ヶ月程度しかなかった。 そして、この期間も知るための仕事が多かった。

対して、2020年は丸々12ヶ月ある予定なので4倍以上の期間があることになる。 単純に4倍の成果を出すと言っても良いが、2019年は大した成果も出せていないし、経路の異なるチャレンジが必要になると思っている。

CRM/MAのフル活用による契約/売上の増大

先に書いたようにCRMやMAを触り始めている。 入社時点ではCRMもMAも採用・導入していたが、全く連携されていなかったので、昨年中に一旦でも連携し始められたのは良かった。

しかし、既存のCRM運用にちょっとマズイ(MAに合わない・やり辛い)ところがあって、まだMAの機能を100%(どころか50%も)引き出せるような形にはなっていない。 なので、これまでの業務系SEの経験とスキルを活用して、業務に悪い影響がないように(良い影響=改善はOK)しつつ、MAで施策を打てるようにして、施策のPDCAを回していく。 そうすることで、Webからの流入を増やし、契約に結びつけ、売上に貢献していける仕組み・流れを作りあげる。

今年は一気に改善して飛躍させる。

ITによる新規事業/既存事業の差別化

新規事業や、既存事業をITで武装することで差別化していく。 6月までにPoCは実施して、7月以降で展開。

ただし、他の戦略との兼ね合いで前後するのはOK。 会社として、より確実性が高く、リターンが大きく、差別化に繋がる選択肢がある場合、そちらを優先する。 この選択肢は、IT/非ITに関わらない。

とは言え、ほぼノーアイデア状態なので、他の戦略とは関係なく検討を続け、いつでも本流化できるようには進めておく。

戦略立案と推進の実践とスキル化

守りのITたるIT監査やセキュリティ、攻めのITたるMA・内製・事業のIT武装等、実装していくべきことは本当に多い。 これを筋良く実現していく為に、事業会社としてのIT戦略を考えられるようになる必要がある。

  • 状況を見て、どれを優先するかを考えるスキルを身に付ける
  • 内製/外注のバランス、計画等を考え、計画し、推進する
  • セキュリティ強化施策をどのタイミングでどこまで打っていくか

これらの要素を、どの順番に推進することが最良かを考えながら進めていけるようになる。

状況に合わせ、バランスの良い組織を構築する(し続ける)

ITに関わる業務は多い。 現時点でも自分1人ではこなしきれていない程課題は山積している。 組織化しないと、高速に実装/解決し続けることができない。

だが、組織化するにしても、ガンガン社員を採用すれば良い、とは言えない。 理由として、ひとつは社員の採用増=固定費の増加になり、財務上の影響があること。 もうひとつは、代取の「10年面倒を見れて、成長し続けられる程度にはエンジニアとしての仕事が継続的にあるなら、社員採用したい」という想いがあるからだ。 この前提でも、おそらく1人くらいは社員採用しても良いとは思う。

だが、2人で十分だろうか? おそらく、時期によって必要な人員数は異なる。 であれば、一時的なエンジニアリングリソースが必要になる時もある。 その時、社外の方にご協力頂くのか、普段は別の業務を行う社員が一時的にエンジニアリングを行うのか。

また、武器たる領域は内製で進めるべきと考えているが、領域によっては請負契約で外注した方が良いケースもあるかもしれない。

この当りの選択肢のバランスを考えつつ、実行して行く必要がある。 2020年はこの辺りを考えて一度計画に落とし、実行していく。

もっとコミュニティに出ていく

これらの知見・引き出しは今の自分は持ち合わせていない。 だったら学んで身に付けないといけない。

身につけるには、1つは読書。 もう一つは、コミュニティに出ていくこと。

昨年の後半は慣れるのに必死になっていたこともあり、あまり出ていなかったので、今年はもっともっとコミュニティに出ていこうと思う。 幸い、情シス系の会も近々企画されているので参加して、相談・意見交換できる知人・仲間が出来ると嬉しい。

子供との時間を増やす

ここのところ子供と遊ぶ時間があまり取れていないので、今年は時間を取れるようにして、これから親離れしていくであろう子どもたちとの関係性を作って行く。 何か色々効率化しないと時間を捻出できないなぁ。 頑張ろう。

今年も宜しくお願いします!